愛の神エロスを模ったピアス。
トルコの遺跡から出土した遺物のイミテーションです。
多くの人が天使と聞いて連想する、弓矢を持った羽の生えた赤子の姿をしています。
ローマ神話ではキューピッド(Cupido「欲望」)
ギリシアでは愛の神エロスとして知られているこの赤子、
実は、これはキリスト教とは関係の無い神様。
つまり天使ではないのだそうです。
キリスト教での赤子の神は智天使ケルビム(cherubs)であるとされ
弓と矢は描かれないのだとか。
ヴィム・ヴェンダースの映画「ベルリン・天使の詩」から連想した
このタイトルは、そんな訳で偽りアリなのですが
両耳にぶら下がる二人のキューピッド、
街のいたるところで人々に付き添う守護天使たちのように
楽しいことがあった時も
つらいことがあった時も
耳元で優しい言葉をささやいてくれそうじゃないですか?